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認知症は治療(目に見える改善)できる病気です-その②

ピロリ菌はいましたか?

アルツハイマー病で歯周病がない方もおられます。
その場合は菌が胃から侵入していないかどうかをチェックする必要があります。
ピロリ菌に対する抗体価がアルツハイマー病では高い、除菌すると5年後の生存率が高い(Cog Behav Neurol  23:199-204, 2010,Gastroenterology Research and Practice Volume 2013, Article ID 175729, 5 pages   http://dx.doi.org/10.1155/2013/175729)と報告されています。

私は、ピロリ菌が胆石を引き起こす可能性も指摘しています[眼鏡]
胆石の有無アルツハイマー病やパーキンソン病では重要です。

アルツハイマー病やパーキンソン病でピロリ菌を認めた場合は、胃カメラ検査を受けることをお勧めします[手(パー)]

ピロリ菌感染で、胃潰瘍や胃炎で粘膜バリアが破綻している場合は除菌が良いでしょう。
ガイドライン通りの抗生剤除菌がベストかどうかは未だわかりませんが、マヌカ蜂蜜などは効力が弱いように思えます。

オゾン化オイルは抗生剤と同じ程度の効果で耐性菌ができないので良いと思います。
その他ヨーグルトや乳酸菌のサプリも可能性としてはあるかもしれません。

これで口腔内、胃から侵入はチェックできました。
次の侵入個所は腸です。

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